日本人が意外と知らない?韓国人の本当のサムギョプサルの食べ方|焼き方から〆まで

韓国式サムギョプサルの食べ方、焼いた豚バラ肉をサンチュとエゴマの葉で包みサムジャンやにんにくと一緒に楽しむ韓国料理

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韓国旅行で一度は食べてみたい料理、サムギョプサル(삼겹살)。

日本でも人気の韓国料理ですが、韓国で実際に食べてみると、

「この葉っぱはどう使うの?」
「肉は何につける?」
「キムチも焼くの?」
「サムジャンとごま油、どっちを使う?」

と迷う人も多いのではないでしょうか。

でも、難しく考える必要はありません。

サムギョプサルの魅力は、ただ豚肉を焼いて食べることではありません。

肉、野菜、キムチ、にんにく、サムジャンなどを自分好みに組み合わせ、一口ごとに違う味を楽しむ。

これが韓国式サムギョプサルの面白さです。

今回は、韓国でサムギョプサルを食べるときに知っておきたい焼き方、タレ、包み方、そして最後の〆まで紹介します。


サムギョプサルとは?

[ここに画像① サムギョプサル全体写真]

サムギョプサル(삼겹살)は、韓国を代表する豚肉料理のひとつです。

名前の「삼(サム)」は3、「겹(ギョプ)」は層、「살(サル)」は肉を意味し、脂身と赤身が層になった豚バラ肉を指します。

韓国では熱した鉄板などで焼き、サムジャンやごま油につけたり、サンチュに包んでにんにくなどと一緒に食べるのが一般的です。

韓国観光公社も、サムギョプサルを韓国人が大好きな肉料理で、飲み会の定番メニューとして紹介しています。

でも、本当に楽しいのはここからです。


1. 最初の一口は肉だけで食べてみる

[ここに画像② 焼いているサムギョプサル]

最初からサンチュにたくさんの具材を入れる必要はありません。

まずは、こんがり焼けたサムギョプサルを一切れ。

塩を少しつけたり、ごま油と塩を合わせたタレにつけて食べてみてください。

豚肉の香ばしさと脂の甘みを一番シンプルに感じられます。

その後でサムジャン、キムチ、にんにくなどを加えていけば、味の変化をもっと楽しめます。


2. サムギョプサルは表面を香ばしく焼く

厚めのサムギョプサルなら、肉の表面にしっかり焼き色をつけるのがおすすめです。

韓国のお店では大きな肉を鉄板で焼き、ある程度火が通ってからハサミで一口サイズに切るスタイルもよく見られます。

肉から出た脂が鉄板に広がっていきます。

そして、この脂も無駄にはしません。

なぜなら――

ここにキムチやにんにくを置くと、とてもおいしいからです。


3. キムチを焼いてみよう

[ここに画像③ サムギョプサルと焼きキムチ]

日本ではキムチをそのまま食べることが多いかもしれません。

でもサムギョプサルを食べるなら、ぜひ一度焼きキムチを試してみてください。

豚肉から出た脂でキムチを焼くと、酸味がやわらぎ、香ばしさとコクが加わります。

特に少し酸味のある熟成キムチは、脂の多い豚バラ肉との相性が抜群です。

焼いた肉+焼きキムチ。

これだけでも立派な一口です。


4. にんにくも一緒に焼く

[ここに画像④ にんにくを焼いている写真]

韓国式焼肉では、にんにくも重要です。

生のにんにくを食べる人もいますが、初めてなら鉄板で焼くのがおすすめ。

焼くことで辛さがやわらぎ、香ばしさと甘みが出てきます。

サムギョプサル、焼きキムチ、焼きにんにく。

この3つだけでもかなり韓国らしい組み合わせになります。


5. サムジャンとごま油、どっちを使う?

[ここに画像⑤ サムジャン・ごま油などのタレ]

答えは簡単です。

どちらも使ってみてください。

ごま油+塩

肉そのものの味を楽しみたいときにおすすめ。

サムジャン(쌈장)

韓国の合わせ味噌で、野菜に包んで食べるときの定番です。

甘辛く濃厚なので、たくさんつける必要はありません。

最初はごま油と塩。

次はサムジャン。

こうやって味を変えながら食べると、最後まで飽きにくくなります。韓国観光公社もサムギョプサルの代表的な食べ方として合わせ味噌やごま油を挙げています。


6. これが韓国式「サム」の食べ方

[ここに画像⑥ サンチュで肉を包む写真]

いよいよサムギョプサルの醍醐味です。

サンチュを手のひらに広げます。

そこに、

サムギョプサル
+サムジャン少々
+焼きにんにく
+キムチ
+ネギ

など、好きなものをのせます。

そして葉を折りたたむように包みます。

ポイントは、

欲張りすぎないこと。

全部を山盛りにすると、大きすぎて食べにくくなります。

一口で食べられるくらいがちょうどいい。

韓国式の「サム(쌈)」は、決まった正解がある料理ではありません。

自分の好きな組み合わせを見つけるのも楽しみのひとつです。


7. サンチュだけじゃない!エゴマの葉も試してみて

[ここに画像⑦ サンチュとエゴマの葉]

韓国の焼肉店では、サンチュと一緒に**エゴマの葉(깻잎/ケンニプ)**が出てくることがあります。

独特の香りがあるので、初めて食べる日本人には好き嫌いが分かれるかもしれません。

でも脂の多いサムギョプサルとは相性抜群。

おすすめは、

サンチュ+エゴマの葉+肉+サムジャン+にんにく。

サンチュとエゴマの葉を重ねると香りが少し穏やかになり、初めてでも食べやすくなります。

一度は試してみてください。


8. 韓国人は毎回同じ食べ方をしない

これが実は大切です。

一口目:

肉+ごま油+塩

二口目:

肉+焼きキムチ

三口目:

サンチュ+肉+サムジャン+にんにく

四口目:

エゴマの葉+肉+キムチ

五口目:

肉+ネギ+青唐辛子

このように組み合わせを変えると、同じサムギョプサルでも味がまったく違って感じられます。

だから脂の多い豚バラ肉でも意外と食べ続けられるのです。


9. 青唐辛子は少し注意!

[ここに画像⑧ 青唐辛子とにんにく]

韓国の焼肉店では、生の青唐辛子が出てくることがあります。

サムジャンにつけてそのまま食べたり、薄く切ってサムに入れたりします。

ただし注意してください。

見た目では辛いかどうか分からないことがあります。

辛いものが苦手なら、最初は少量から試すのがおすすめです。


10. サムギョプサルと韓国のお酒

[ここに画像⑨ サムギョプサルと韓国のお酒]

韓国でサムギョプサルといえば、お酒と一緒に楽しむ人も多い料理です。

代表的なのは焼酎(소주/ソジュ)。

豚肉を焼きながら話をして、一杯飲み、また肉を食べる。

サムギョプサルは単なる料理ではなく、家族や友人、同僚と一緒に時間を過ごす食文化でもあります。

だから韓国ドラマで会社員が焼肉店に集まるシーンをよく見るのも不思議ではありません。


11. 肉を食べ終わっても帰らないで!

ここで終わりではありません。

韓国の焼肉で楽しみにしている人が多いのが**〆(シメ)**です。

お店によってメニューは違いますが、

볶음밥(ポックンパ/炒めご飯)
냉면(ネンミョン/冷麺)
된장찌개(テンジャンチゲ)

などを楽しめます。

特に鉄板で作るポックンパは人気です。

肉の旨みが残ったところにご飯、キムチ、海苔などを合わせて炒めます。

お腹いっぱいなのに、

なぜか食べられてしまいます。


韓国人おすすめのサムギョプサル5パターン

初めてなら、この順番で試してみてください。

① シンプル

サムギョプサル + ごま油 + 塩

② 王道

サンチュ + サムギョプサル + サムジャン

③ 香ばしい

サムギョプサル + 焼きキムチ + 焼きにんにく

④ 韓国らしい一口

サンチュ + エゴマの葉 + サムギョプサル + サムジャン + にんにく

⑤ 辛いもの好き

サンチュ + サムギョプサル + サムジャン + 青唐辛子 + キムチ

どれが一番おいしいか?

それに正解はありません。

自分だけの最高の一口を作るのがサムギョプサルです。


韓国旅行でサムギョプサルを食べるなら

韓国旅行で初めてサムギョプサルを食べるとき、

「韓国人と同じように食べなければ」

と緊張する必要はありません。

まず肉だけ。

次はごま油。

次はサムジャン。

そしてサンチュに包んでみる。

キムチも焼いてみる。

エゴマの葉にも挑戦してみる。

そうやって一口ずつ違う味を作ることこそ、サムギョプサルの楽しさです。

そして最後にポックンパや冷麺まで食べたら、韓国式サムギョプサルをかなり満喫できたと言えるでしょう。

韓国に来たら、ぜひ一度試してみてください。

サムギョプサルは「焼いた豚肉」ではありません。

みんなで焼いて、包んで、話して、最後の一口まで楽しむ韓国の食文化です。