韓国人が教える本場のトッポッキの作り方|屋台の味になる簡単レシピ

韓国人が教える本場のトッポッキの作り方、甘辛い赤いソースに韓国餅・オムク・ゆで卵を入れた韓国屋台料理

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韓国旅行で一度は食べてみたい料理、トッポッキ(떡볶이)。

真っ赤なソースの中にもちもちのお餅、オムク(韓国おでん)、ゆで卵。

韓国の市場や屋台を歩いていると、大きな鍋でグツグツ煮込まれているトッポッキをよく見かけます。

でも実は、トッポッキは韓国人にとって単なる観光グルメではありません。

学校帰りに友達と食べたり、買い物の途中に市場で食べたり、家で簡単に作ったり。

特に学生時代の思い出と結びついている人も多い、韓国を代表する庶民的な料理です。

今回は、日本でも作りやすい本場のトッポッキの作り方と、韓国人ならではの楽しみ方を紹介します。


トッポッキとは?

[ここに画像① 韓国のトッポッキ]

トッポッキは、韓国のお餅「トック」を甘辛いコチュジャンベースのソースで煮込んだ料理です。

現在よく知られている赤いトッポッキには、一般的にコチュジャン、唐辛子粉、砂糖、醤油などを使います。

そこにオムク、長ネギ、ゆで卵などを加えるのが定番。

店によってはキャベツ、ラーメン、チーズ、餃子などが入ることもあります。

そしてトッポッキで大切なのは、

ただ辛いだけではないこと。

甘さ、辛さ、旨み。

この3つのバランスが大切です。


本場の韓国トッポッキ|基本レシピ

[ここに画像② トッポッキの材料]

材料(約2人分)

  • トッポッキ用の餅 300g
  • 韓国オムク 100~150g
  • 長ネギ 1/2本
  • ゆで卵 2個
  • 水またはだし汁 500ml

トッポッキソース

  • コチュジャン 大さじ2
  • 韓国唐辛子粉 大さじ1
  • 醤油 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1~1.5
  • 水あめまたはオリゴ糖 大さじ1
  • おろしにんにく 小さじ1

辛いものが苦手なら唐辛子粉を減らしてください。

逆に韓国屋台のような辛さが好きなら、辛口の唐辛子粉を少し追加してもOKです。


1. 餅を準備する

冷蔵・冷凍のトッポッキ用餅が硬くなっている場合は、水につけて少しやわらかくしておきます。

餅同士がくっついていたら、一本ずつ離してください。

すでにやわらかい餅なら、そのまま使えます。


2. ソースを作る

[ここに画像③ 赤いトッポッキソース]

鍋に水またはだし汁を入れ、

コチュジャン、唐辛子粉、醤油、砂糖、水あめ、おろしにんにく

を加えてよく混ぜます。

ここで一度味を見てください。

最初からものすごく辛くする必要はありません。

煮詰めると味が濃くなるため、最初は少し薄いくらいでも大丈夫です。


3. 餅とオムクを入れて煮込む

[ここに画像④ 鍋で煮込んでいるトッポッキ]

ソースが沸いてきたら餅を入れます。

少し煮たところで食べやすく切ったオムクを加えます。

中火程度で煮込みながら、ときどき混ぜてください。

餅のでんぷんが出てくると、サラサラだったソースが少しずつ濃厚になります。

トッポッキは「煮詰める」ことでおいしくなります。

ただし煮込みすぎると餅が柔らかくなりすぎるので注意してください。


4. 長ネギとゆで卵を入れる

仕上げに長ネギとゆで卵を加えます。

長ネギの香りが入ると、一気に韓国の屋台らしい味になります。

そして、ゆで卵。

これは単なるトッピングではありません。

あとで重要な役割があります。


韓国人はトッポッキの卵をどう食べる?

[ここに画像⑤ トッポッキの卵]

もちろん、そのまま食べてもおいしいです。

でも私がおすすめしたいのは、

黄身を少し崩してトッポッキソースと混ぜる食べ方。

辛くて濃厚な赤いソースに卵の黄身が混ざると、味がまろやかになります。

餅と一緒に食べてもいいし、オムクにソースと黄身を絡めてもおいしい。

辛い料理が少し苦手な人にもおすすめです。


オムクは絶対に入れたほうがいい?

[ここに画像⑥ トッポッキとオムク]

必須ではありません。

でも、本場の屋台の雰囲気を出したいならおすすめします。

韓国のオムクは魚のすり身を使った練り物で、日本のさつま揚げに少し似ています。

トッポッキのソースを吸ったオムクは、餅とはまったく違う食感。

そしてオムクからも旨みが出るため、ソースがおいしくなります。


韓国では天ぷらをトッポッキソースにつける!

[ここに画像⑦ トッポッキと韓国式揚げ物]

韓国でトッポッキを食べるなら、ぜひ覚えてほしい食べ方があります。

튀김(ティギム/韓国式揚げ物)をトッポッキのソースにつける。

イカ、野菜、餃子、さつまいもなどの揚げ物を、甘辛いトッポッキソースに浸して食べます。

サクサクした衣に赤いソースが染み込む。

これが本当においしい。

お店によっては、揚げ物を切ってトッポッキの皿に一緒に入れてくれることもあります。


キンパをトッポッキソースにつけてもおいしい

[ここに画像⑧ キンパとトッポッキ]

もうひとつおすすめなのがキンパ(김밥)。

そのまま食べてももちろんおいしいですが、

キンパをトッポッキソースに少しつけて食べてみてください。

ご飯と海苔、具材に甘辛いソースが加わります。

韓国の軽食店では、

トッポッキ+キンパ+オムク

のようにいくつかの料理を一緒に注文することも珍しくありません。

だからトッポッキは、一皿だけで完結する料理というより、いろいろな韓国の軽食と一緒に楽しめる料理でもあります。


トッポッキが辛すぎたらどうする?

「韓国のトッポッキを食べてみたいけど辛いものが苦手」

という人もいるでしょう。

そんなときは、

ゆで卵
チーズ
キンパ
牛乳や乳製品

などと一緒に食べると、辛さを感じにくくなります。

家で作る場合は唐辛子粉を減らし、砂糖や水あめを少し増やして自分好みに調整してください。

辛さに「正解」はありません。

おいしく食べられる辛さが一番です。


チーズトッポッキも人気

[ここに画像⑨ チーズトッポッキ]

辛いソースとチーズは相性抜群。

完成したトッポッキにモッツァレラチーズをのせ、溶かすだけでもOKです。

チーズのコクが加わるだけでなく、辛さも少しまろやかになります。

特に辛いものが苦手な人や子どもと一緒に食べる場合には試してみる価値があります。


ラーメンを入れれば「ラッポッキ」

そして、ここからトッポッキはさらに進化します。

トッポッキに韓国のインスタントラーメンを加えると、

ラッポッキ(라볶이)

になります。

もちもちの餅とラーメン。

そこに甘辛いソース。

ボリュームも一気に増えます。

韓国の学生街や軽食店でも昔から親しまれてきた組み合わせです。

そして最近なら、さらに刺激的なアレンジもできます。

ブルダック炒め麺を使った激辛ラッポッキ。

これは次の記事で詳しく紹介します。

→ ブルダックラッポッキの作り方はこちら

※2-1の記事を公開したら、ここに内部リンクを入れます。


実は赤くないトッポッキもある

[ここに画像⑩ 宮中トッポッキ]

トッポッキと聞くと赤くて辛い料理を想像しますが、韓国には辛くないトッポッキもあります。

代表的なのが궁중떡볶이(宮中トッポッキ)。

醤油ベースの味付けで、肉や野菜などと一緒に炒めて作ります。

辛い料理が苦手な人でも楽しめます。

「トッポッキ=激辛料理」ではないんです。


韓国でトッポッキを食べるなら市場や軽食店へ

[ここに画像⑪ 韓国市場のトッポッキ屋台]

韓国旅行でトッポッキを食べるなら、有名店だけを探す必要はありません。

伝統市場や街の軽食店(분식집/プンシクチプ)にも、おいしいトッポッキがあります。

大きな鍋で赤いソースがグツグツ煮えていて、横にはオムクや揚げ物、キンパ。

そんな店を見つけたら、一度入ってみてください。

高級な韓国料理とはまったく違います。

でも、そこには韓国人が子どもの頃から親しんできた味があります。


トッポッキは「料理」だけではなく韓国人の思い出

トッポッキには特別な思い出を持つ韓国人がたくさんいます。

学校が終わったあと友達と食べたトッポッキ。

少ないお小遣いを集めて一皿を分けて食べた思い出。

市場で母親と買い物をしたあとに食べたトッポッキ。

大人になってからも、辛くて甘いあの味を食べると学生時代を思い出す人がいます.

だからトッポッキは単なる「辛い韓国料理」ではありません。

韓国人の日常と思い出が詰まった食べ物です。


家で本場のトッポッキを楽しもう

難しい料理ではありません。

餅を用意して、

甘辛いソースを作って、

オムクと一緒に煮込む。

そして卵、キンパ、揚げ物などを一緒に楽しむ。

それだけで韓国の市場や軽食店の雰囲気を自宅でも味わえます。

最初の一口は餅。

次はオムク。

そして卵の黄身をソースに混ぜてみる。

最後にキンパや揚げ物を残ったソースにつけて食べてみてください。

トッポッキのおいしさは、餅だけではありません。

最後に残った赤いソースまで楽しむのが韓国式です。